『STRIKEFORCE』

格闘技

2010年4月17日にアメリカ・テネシー州ナッシュビル ソメットセンターで開催される『STRIKEFORCE』にDREAMライト級王者・青木真也が、STRIKEFORCEライト級チャンプのギルバート・メレンデスの王座に挑戦します。

 

初めてのアメリカでの試合、初めてのケージ、スタンドでのヒジ打ちありなど不利と思われることが多数ある中で、相手はギルバート・メレンデス、相当手ごわいのではないでしょうか。

 

Kamiproでは、この試合で青木が負ければ、「日本の総合格闘技も終わり!」というくらいのエポックメイキングになる試合であるがその意義は日本では知られていないと伝えています。4月17日、お忘れなく!


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2009年12月31日の大晦日、青木真也は廣田瑞人を相手にわずか 77秒、廣田の右腕をありえない角度で絞り込み骨折させ勝利、物議を醸した。

 

その「骨折り」青木、第2代DREAMライト級王者がアメリカへと舞台を移し、2010年4月17日、テネシー州ナッシュビルブリジストンアリーナにて『STRIKEFORCE-NASHVILLE-』に出場、ギルバート・メレンデスの保持するストライクフォースライト級のタイトルに挑戦しました。

 

この一戦は、アメリカ3大ネットワークCBSのゴールデンタイムでも生放送されるというおまけもついてマニアの間いでは大いに注目されていました。ネットでも生中継されましたので皆さんもよくご存じだと思います。

 

 

しかし・・・・青木は打撃で鼻から出血し、顔も腫れ、完敗でした。

 

メレンデスは、得意とする寝技を嫌った青木に5Rに渡って的確なパンチを浴び続け、ジャッジ3人が45−50のフルマークをつける判定負け。唯一の見せ場は1Rにメレンデスの左腕をつかみながら倒れて三角絞めを仕掛けたとこくらい。

 

計18回のタックルをすべて切られた青木は
「完敗です。日本のMMA(総合格闘技)は負けたと思われるかもしれないが、ボクの気持ちは折れていない」。

 

完璧に勝つと思っていたんですがねえ。
確かに相手のメレンデスは強い。それでも日本の誇る青木があんなに押し込まれて負けるなんて。

 

総合格闘技の分野ではUFCはビックカンパニーになり、日本PRIDEはなくなり、もはや風前のともしびの日本。その日本唯一の自慢がアメリカでも知名度抜群の青木でした。

 

その青木が・・・・

 

帰国後、青木は5月1日、東京都内のトークイベント『格闘秘宝館 vol.10 ゴールデンウィークスペシャル』にゲスト出演し、4・17ストライクフォース、ギルバート・メレンデス戦を振り返っています。

 

「青木が初めての海外でケージで、それで負けたんじゃねえのかとか言われているじゃないですか。いやいや、すべて与えられた状況で、オレの中でベストな選択でやったことだから、オレが弱いから負けたんですよ。やれケージだの、やれルールだの、やれアメリカだの言うけど、そう言ったらメレンデスの試合をくさすことになるじゃないですか。そういうのはほんとイヤなんです。単純なんですよ。オレが弱いから負けたんです。

 

格闘技って相対的なものだから、相手にプレッシャーを掛けられればやりたいことができる。例えば、僕が、僕より強いヤツと闘ったら、僕はプレッシャーを(相手から)掛けられるんです。すると、僕はやりたいことができない。だから、『左ミドルを蹴れ!』って、分かっているんだけど、蹴れない。向こうのほうが間の詰め方が強かったし、“圧”があった。」

 

なるほどねえ、この潔さは青木らしいですね。

 

そして、この「圧」の話は奥深くていいですねえ。負け惜しみではないところからすれば、これから青木の逆襲は期待できるかもです。

 

青木は、このあと2010年5月29日のDREAM14に強行出場の可能性があるとも伝えられています。

 

DREAMの笹原圭一イベントプロデューサーは「彼は基本、試合をしたい選手。一番、試合に出たい年ごろだし、できる時期」と話したそうで、青木ファンは見逃せませんね。


帰って来たブロック・レスナー

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2010年7月3日、ラスベガスのUFC116にあのブロック・レスナーが帰ってきます。それもいきなりのシェイン・カーウィンとの王座統一戦。2009年7月11日、UFC 100で行われたUFC世界ヘビー級統一王座決定戦で暫定王者フランク・ミアを2RTKO勝ちでヘビー級王座を統一、2009年11月21日のUFC 106でシェイン・カーウィンとヘビー級タイトルマッチで対戦予定であったが、レスナーが大腸憩室炎のため長期欠場。

 

約1年ぶりの復帰となります。初戦こそ黒星スタートとなりましたが、その後は泣く子も黙る圧倒的なファイトで王者へ。長期政権樹立かと思われた矢先の欠場で復帰も危ぶまれていましたが、帰ってまいりました。

 

対戦相手のシェイン・カーウィンは、レスナーがいない間、フランク・ミアまでもぶちのめし、総合戦績12戦全勝、すべて1R勝利という怪物レスナーの対戦相手としてはヒョードルを除けば今はカーウィンしかいないでしょう。

 

7月3日のヘビー級王座統一戦 ブロック・レスナー vs シェイン・カーウィンは見逃せない!!

 

また、同大会では、「セクシー山」こと秋山成勲がミスターPRIDEのヴァンダレイ・シウバとミドル級で対戦。UFCにおいて、多くの日本人が敗戦、解雇されている中、サバイバル競争に残っている大将格が秋山。

 

秋山成勲も日本でのような戦いっぷりをみせていないので、ここらでヴァンダレイ・シウバを倒しておきたいところ。全盛期をすでに過ぎたかに見えるヴァンダレイですが、秋山との対戦なら「あの打つ合い」が見られるかも。しかし、秋山が見事にすかしてくれる可能性もあり、戦前から興奮はさめやらない。
UFC116、お見逃しなく!!


あのエメリヤーエンコ・ヒョードルが破れる

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2010年の5月・6月・7月はMMAのヘビー級で大きなうねりがありました。

 

まずは2010年6月26日、カリフォルニア州サンノゼで、ストライクフォース&M-1グローバルの共同イベント「FEDOR vs WERDUM」が開催されました。

 

日本が誇ったMMAイベント「PRIDE」で「60億分の1」を誇った最後の皇帝エメリヤーエンコ・ヒョードルが、ファブリシオ・ベルドゥムに敗れました。
現ストライクフォース世界王者のアリスター・オーフレイムが見守る中、60億分の1の皇帝は、あろうことかベルドゥムの下からの三角絞めに無念のタップ。態勢を立て直し、その右腕を伸ばしに掛かると、観念したかのように皇帝はタップ。試合時間は1ラウンド1分9秒。

 

かつては音がするパウンドを見舞い対戦相手を屠ってきたあのヒョードルが三角締め・・・

 

まさに歴史的な敗戦が記録された6月26日でした。世紀の番狂わせを起こしたベルドゥムは、試合後ドンチャン騒ぎをしてコミッションから大目玉を食ったそうですが、それは騒ぎたくもなるでしょうな、まったく。

 

あと1試合の契約を残すヒョードルはロシアでベルドゥムとの再戦が有力視されているようですが、ストライクフォースは、アリスター・オーフレイムとベルドゥムの世界戦を行いたいとするなど、ヘビー級戦線に異常ありがしばらく続きそうです。

 

そのアリスター・オーフレイムは、2010年5月15日、米国ミズーリ州セントルイスのストライクフォースの「Heavy Artillery」に参戦。ストライクフォース世界ヘビー級選手権試合として、ヒョードルに敗れはしたものの、強豪ブレット・ロジャースと対戦し、パウンドの連打で220秒の秒殺TKO勝ちをヒュードルの歴史的な敗戦の前におさめていました。

 

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ヒョードルはどこに行くのか?
政治家への転身など噂も聞かれる中、もう一方のヘビー級の雄、UFC世界ヘビー級王者ブロック・レスナーが、2010年7月3日、アメリカネバダ州ラスベガスのUFC116に登場。

 

メインイベントで、暫定王者シェーン・カーウィンと王座統一決定戦を戦いました。

 

カーウィンのパンチで気弱げな様子を見せたレスナー。試合が止まってしまってもおかしくない展開からレスナーが粘り、2ラウンド、レスナーが素早い足抜きから肩固めを決め、大逆転となる一本勝ちで王座統一に成功しました。

 

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レスナーはパンチに弱いのでは?と感じさせる一戦ながら、プロレス並みの逆転勝利を収めたレスナー。

 

MMAヘビー級戦線が大きく動き出したこの3カ月。年末に向けて、ヒョードル、レスナー、オーフレイムの三者の今後は見逃せません。